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配管工の仕事はきつい? 仕事内容と向いている人とは
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2023年05月25日
配管工はインフラや設備などを繋ぐ重要な仕事です。さらに配管は定期的なメンテナンスが必要となるため、生活や仕事をするうえで欠かせない職種です。
しかし配管工はきついとよく言われます。実際どのような理由で言われているのでしょうか。
本記事では配管工事の仕事を検討している方に向けて、きついと言われる理由と向いている人の特徴、働くうえでのコツや工夫を紹介します。
これから配管工の仕事を検討している方はぜひ参考にしてください。
配管工の仕事がきついといわれる理由
配管工事の仕事がきついと言われる理由は主に以下の内容であるためです。
・空調が聞いていない現場であるため、夏場や冬場の作業が大変
・重労働の作業が多い
・狭い場所で工事を行うため、圧迫感を感じる
配管工事の仕事はエアコンなどが効かない場所や狭い場所での作業が多いです。
天井や床などのパイプスペースという狭い場所で作業します。
そのためエアコンなどの空調が届かず、夏場は暑く、冬場は寒い中仕事をしなければいけません。
もちろん体調管理や安全管理は自身で行わなければいけません。
オフィスなどで働く方と比べると、職場環境は決して良いとは言えないでしょう。
さらに重たい工事部品を運んだり、配管を埋設するための掘削工事など、力仕事も多いうえ、配管をつなぐ際は繊細な工事となるため、器用さと体力が求められます。
上記の理由から配管工の仕事がきついと言われています。
配管工の仕事が向いている人とは
ではどのような人が配管工の仕事に向いているのでしょうか。
主に以下の項目に該当する方が向いています。
・体力に自信がある人
・忍耐力がある人
・組み立てや加工に興味がある人
・細かな点に気が付きやすいひらめきがある人
きついといわれる理由でもお伝えした通り、配管工は重労働です。
体力に自信がなく、忍耐力がなければ務まりません。
さらに体調管理をしっかりできる人であることも大切です。
空調が届かない場所であるため、健康であることが大切です。
また力仕事だけでなく、組み立てや加工に興味がある人、器用でひらめきなどがあると配管工事がスムーズに進められます。
パズルゲームのようにひらめきや直感力、アイデア力が配管の設置や細かな作業に直結します。
もちろんやる気や熱意なども大切ですが、能力的には体力と器用さが求められる仕事です。
配管工として働くためのコツと工夫
これから配管工として働こうと検討している方は、以下の3つのコツと工夫を理解しておきましょう。
体力をつけておく
特に配管工になるうえでは体力が求められます。
体力がないと熱中症などにもつながりかねず、仕事中に体調不良を起こしてしまいます。
そのためランニングなどを行い、体力をつけておきましょう。
人とのコミュニケーションを大切にする
配管工は1人で行う場合もあれば、複数名で作業することもあるため、現場でのコミュニケーションは重要です。
さらにオフィスなどの現場で作業する場合、クライアントもいるため、愛嬌が大切です。
挨拶もなく黙々と作業をしていると、再度仕事の依頼に繋がらない可能性もあります。
現場の作業員は会社の顔となるため、コミュニケーション能力は必須です。
柔軟な対応ができるようにしておく
作業中にイレギュラーな工事が見つかる可能性もあります。
本社に確認することはもちろん、現場での柔軟な対応が求められるでしょう。
「図面とは違う」「追加費用が発生する工事なのか」「無料で対応できるのか」は現場の方にしかわかりません。
もちろん経験が大切ですが、ある程度柔軟な考えができるようにしておくことが大切です。
配管工を目指す人へのアドバイス
配管工は重労働の仕事ではありますが、経験を積めば作業スピードも早まり、より大きな工事を任せてもらえます。
もちろん給料にも反映されるでしょう。
また配管技能士や管工事施工管理技士、建築設備士などの国家資格を取得することで、より仕事の幅を広めることができ、自身のキャリアアップにもつながります。
建設業界における作業員は毎年人手不足と言われています。しかし優秀な人材は重宝され、大手企業や高い役職で歓迎されることも多いです。
これから配管工を目指す人は、自身の将来を考えどのようなステップを踏みたいか検討してみましょう。
まとめ
配管工は重労働でありながら、職場環境が良いとは言えません。
夏は暑く、冬場は寒い中作業するため体力がある人に向いています。
また部品同士をつなぐ工事も多いため、器用さが求められる仕事でもあります。
とはいえ自身のキャリアアップにつながる仕事でもあります。
きつい仕事と言われますが、経験を積めば作業もスピーディーに完了させることができ、給料にも反映されます。
さらに国家資格などを取得すれば、優秀な人材としてさまざまな現場に携わることが可能となるでしょう。
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