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給水・排水ポンプ工事メンテナンスはなぜ必要?理由や施工手順を解説

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2023年02月28日

「保有マンションの水ポンプの調子が悪く困っている」
「マンションの給水・排水ポンプ、工事依頼はどこにすればよいのだろうか?」

上記の悩みを抱えている方も、きっといるでしょう。
給水・排水ポンプの調子が悪くなると、水道設備に不都合が生じます。
24時間365日稼働するこの設備は、故障すると生活インフラに大きな影響を及ぼしかねません。

この記事では、給水・排水ポンプの不具合が起きた際に、どう工事を依頼するべきなのか解説します。
記事を読めば、自宅にある給水・排水ポンプの工事を依頼できるようになるため、ポンプの調子が悪いと感じる方は必見です。

給水・排水ポンプ工事メンテナンスはなぜ必要?理由や施工手順を解説

水に関するポンプ工事は必要?ポンプの役割を紹介

水ポンプは、住宅における水道インフラ完備に必要な設備です。
ポンプの主な種類は、給水ポンプ・排水ポンプに分かれます。

ここでは、生活を支える住宅の水ポンプについて解説します。
給水・排水ポンプの特徴や役割、故障すると発生する問題点などを取り上げました。
水ポンプの重要性を再度確認し、修理が必要な理由を知りましょう。

給水ポンプ

蛇口をひねると出てくる水を供給するのが、給水ポンプの役割です。
ビルや団地・マンション、学校などの大型建造物には間違いなく存在します。
給水ポンプには、以下3種の方式があります。

● 増圧給水
● 加圧給水
● 揚水

いずれの方式も、各家庭や施設全体に綺麗な水を供給するには欠かせません。
ポンプが停止すると、マンションや団地、施設全体の水が止まってしまいます。
そのため、住宅や施設にはなくてはならない設備といえるのです。

排水ポンプ

下記のような汚れた水を排水するために設置される設備が、排水ポンプです。

● 使用済の生活排水
● 雨水
● そのほかの汚水

下水管より下や排水槽付近に設置されるため、その存在があまり認知されません。
しかし、故障すると汚水が滞留し下水道へ向かわなくなるため、マンションや大型建造施設にはなくてはならない存在といえるでしょう。

汚れた水を処理するために必要な存在、それが排水ポンプなのです。

給水・排水ポンプの工事手順

「給水・排水ポンプが故障したら、どうやって修理をすればよいのかわからない」
そう悩んでいる方は、きっと多いでしょう。

給水・排水ポンプは故障する機会が少なく、いざ修理をしようとしても方法がわからず困るケースは少なくありません。
ここでは、給水・排水ポンプを工事するときの手順を、以下3ステップに分け解説します。

1. 業者を探す
2. 下見を行い見積もりを作る
3. 工事を行う

事前に工事の手順を知り、給水・排水ポンプの修理に備えましょう。

1.業者を探す

ポンプの修理工事対応業者は、主にインターネットで探せます。
業者のホームページや広告などを確認し、自身の居住地域に近い工事業者をまず探してください。

業者を選ぶ際には、ポンプ工事の事例・実績が多く現地調査を必ず行うところを選びましょう。
ポンプは調査をして見積もりをきちんと出し、修理を行う必要がある設備のため、現地調査をしない業者を選ぶのは危険です。

ポンプ修理は非常に多額のお金がかかるうえ、ミスが生活インフラに直結する危険性もある工事です。
業者選びはくれぐれも慎重に行ってください。

2.下見を行い見積もりを作る

業者に調査依頼をしたら、下見を行い見積もりを作ります。
見積もりが無料の業者をうまく利用すれば、相見積もりも可能です。
2~3社の見積もりを取り、安くて腕のよい業者を見つけるとよいでしょう。

業者は給水・排水ポンプの設置状況や配管・配電を確認し、工事の内容を提案します。
ポンプの状態によっては、修理ではなく交換工事を提案される場合もあるでしょう。

設置条件やポンプの型番で、価格は大きく変わります。
見積もりをしっかり取り、費用や工事の提案内容を吟味してから依頼しましょう。

3.工事を行う

見積もりを決定し業者を選んだら、工事の説明と日程確認を行います。
この際、業者によっては入金をお願いするケースもあるため、見積もり決定時には予算の用意や決済手段の決定を済ませましょう。

決定した日時と予定で、工事は行われます。
作業時間はポンプ数や工事の内容で異なりますが、平均して3時間以上です。

給水ポンプを修理する際には上水の使用制限、排水ポンプの場合には下水の使用制限がかかります。
上水の場合には水道が使えず、下水の場合はトイレなどの使用ができなくなると心得ましょう。

工事終了後には、排水または水道の給水を確認し、施工終了となります。

水ポンプの寿命は何年?工事の目安

給水・排水ポンプの寿命は、共に10年前後です。
ポンプの寿命が近くなると、以下の症状がよく表れます。

● 異音がする
● ポンプ付近が濡れる
● 水量が減る(給水の場合)
● ポンプが時折停止する

上記の症状が表れたら、ただちにポンプの交換・修理を依頼してください。
耐用年数に達しているなら、交換を行うのがよいでしょう。
交換は既存ポンプを除去し、新たなポンプを取り付ける工事で3~4時間で完了します。

まとめ

この記事では、住宅設備の給水・排水ポンプ工事について解説しました。
給水・排水ポンプは故障すると、上水道・下水道が使えなくなる重要なパーツです。
そのため、修理・交換のタイミングを逃さず、工事依頼をせねばなりません。

株式会社濱島設備では、給排水設備のトラブル対応を行っています。
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