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水道のメーターバルブから水漏れ!交換する場合と料金相場

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2022年11月22日

水道のメーターバルブと言われてもわからない方もいるのではないでしょうか。
水道のメーターバルブとは家の敷地内にある水道の栓です。
メーターバルブの交換をしたことがある方は、ほとんどいないのではないでしょうか。

しかし水漏れは思いもしないときに起こるものです。
急に水漏れなどがあると焦ってしまいます。
頻繁ではないからこそ、水漏れが起きたときに、どんな原因でどんな修理をするのか、費用がどれくらいかかるのか気になります。

ここでは、水道のメーターバルブについておおまかに紹介し、交換した場合の料金相場などを解説します。

水道のメーターバルブから水漏れ!交換する場合と料金相場

水道のメーターバルブとは

水道のメーターバルブとは、家全体の水道を止めたり、水の勢いを調節したりできる、水道の元栓のことです。
家の敷地内の地面または、玄関横の扉付きスペースにバルブと水道料金を支払うため水道の利用量がわかるメーターがついています。

水道メーターと一緒にあることが多いので、井戸や湧水を使っている水道の場合にはバルブそのものが無い場合があります。

水道のメーターバルブのある場所

水道のバルブのある場所は、一軒家の場合は、敷地の目立たない場所にあります。
地面にパカっと開くフタがついていて、開けると水道の栓とメーターが入っているボックスです。

ほとんどが四角い青・緑・金属のフタで、フタが地面にあるのを見た方もいるのではないでしょうか。

フタには水・水道メーター・止水栓など水に関連する案内が書いてあります。
集合住宅の場合は玄関横の扉付きのスペースにガスメーターなどと一緒に水道メーターと一緒にあることが多いです。
場合によっては、一軒家と同じように敷地内に埋まっているタイプもあります。

バルブの交換が必要な場合とは

水道のメーターバルブの交換が必要な場合は以下のような場合に当たります。

● バルブから水が漏れている
● バルブの近い地面から水が滲み出ている
● メーターバルブが動かない・閉められない
● バルブを閉めても水が止まらない

上記のようなバルブの水漏れや不具合がある場合に交換が必要です。
水漏れがあれば、すぐにわかりますが、普段から頻繁にバルブを開け閉めする方はいないのではないでしょうか。

大体は家のリフォーム工事をするときや、修理をするときに水道を止める必要があって、不具合が発覚します。

また、家全体の水道の水の勢いが変わった場合もバルブの不具合かもしれません。
実際には、水道修理業者に確認してもらってください。

バルブの交換が必要になる原因

バルブの交換が必要な原因はほとんどの場合メーターバルブが劣化していることです。

例えば、敷地の低い位置にあるため水道のバルブやメーターに常に水が溜まっていると、バルブ全体のサビが激しくなり劣化が進みます。
また、バルブそのものが土に埋まってしまっている場合も劣化が早く進みます。

バルブは役所が交換するの?

水道設備は市町村の水道局が直すものと思われている方も多いのではないでしょうか。
一般の道路の下にある水道設備の修繕は市町村の水道局ですが、個別の敷地に入っている水道設備は個人で修理しなければなりません。

バルブの交換はどうやってするの?

バルブの交換をするときは水を止めて、バルブを交換する必要があります。
しかし、交換したいバルブの上流の栓を止めるとなると、家の敷地よりも外にある栓を閉めなければいけません。
その場合、近隣地域の家の水も止まってしまうかも。

だいたいは近隣の家に迷惑をかけることなく、敷地の中だけで水を止める凍結工法で水を止めます。
凍結工法とは、バルブ近くの水道管そのものを凍結させて、水を止める方法です。
水が止まれば水道管の間のバルブを交換できます。

また、バルブの入っているボックスも錆びてボロボロになっていることもあり、その場合はボックスも交換しましょう。
そのほか、水道のバルブが土の中に埋まっている場合もあります。
その場合は掘削して掘り出さないといけません。

交換は自分でできる?

水道のメーターバルブの交換はだいたいの場合、素人が持っていない、凍結工法の特殊な機器が必要なので、DIYでの交換は難しいでしょう。

ご近所の水道も止まらないで済めば、家の敷地よりも外にある元栓を閉められますが、詳しくは自治体の水道局に確認する必要があります。

水を止められても、万一、バルブがうまく交換できなかった場合に被害が広がってしまうかもしれないので、DIYが得意な人でない限り、なるべく修理業者へ頼んでください。

水道のメーターバルブの交換の相場はいくら?

ボックスの中にきちんとバルブが入っていて、バルブを交換するだけだと、凍結工法を入れて、おおよそ30,000円ほどです。

土の中にバルブが埋まっている場合には、掘削の費用が追加になります。
メーターボックスも変える場合はメーターボックスの費用も別途追加になります。
詳しくは水道修理業者に見積もりをとってください。

まとめ

メーターバルブとは家の水道の元栓です。
メーターバルブを止めると家全体の水を止められるので、漏水や部品交換などの修理をするときには必ずメーターバルブを締めて工事をします。

壊れていると、ほかの水道トラブルも直せなくなりますので、原因や交換の内容、相場などを把握してちゃんと直してもらいましょう。